僕は狂っていく~ぼくるい~

創作小説「僕は狂っていく」まとめブログです。 ジャンルは現代モノです。 基本的に「奇妙な話」です。

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序章 

暗い部屋、モニターに映る映像を見て
俺はひたすらオナニーにふける
映っているのは
身体を傷つけられる男…
爪を剥がれ、指を潰され、肌を切られ…

俺は一時の快楽に耽っている……

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[ 2007/01/10 23:57 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

思春期 

異常な性癖に気が付いたのは
中学生の頃 レンタルビデオで戦争の映画を借りた
過激な戦争描写が話題となった作品
飛び出る内臓、弾け飛ぶ頭――飛び散る脳漿――
気が付けば俺は

残酷な映像を見て勃起した自分の物を必死に擦っていた

[ 2007/01/10 23:54 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

求 

異常な性欲を満たすには金がかかる
残酷な映像のビデオなんてものは
大概が作り物だ
本物はなかなか存在しない。
俺は地下に本物を求める

…よくある話だ。

[ 2007/01/10 23:51 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

渇望 

大人になり、俺は世間で言う勝ち組になった
ありがちだがIT関連社長
莫大な金、高い地位
どんな女でも抱ける
どんな美味いものでも食える
どんな事でもできる……はずだった。

乾きが……ただ、乾きが癒されない

[ 2007/01/10 23:48 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | CM(0)

欠落 

癒されない渇きを知った俺は
自分の地位を捨てる
自分の乾きを満たす術を追及するために……
金と時間さえあれば趣味へ没頭できる
一生を遊んでくらして余りある金
乾きを癒す、ありとあらゆる方法を試す

俺は欠落している

[ 2007/01/10 23:45 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

死姦 

まず、非合法のクラブに所属した。
地下を巡ったときに存在を知った
死体とSEXする会
ただの女では駄目なのだ
俺の初めての興奮
残酷な興奮に近いもの、死んでしまった肉体を抱く

駄目だ、死体と姦っても乾いたままだ……

[ 2007/01/10 23:44 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

官能 

俺は海外へ場所を移す
狙いは売春婦
快感が最高潮に達する頃
相手の首を絞める
必死にもがく姿
青ざめていく顔

俺が射精する頃……死に絶える姿は官能的だ

[ 2007/01/10 23:42 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

欲求 

首を絞めるのにも飽きた
おおっぴらに売春をしている国も多くはない
1つの国で3人も殺せば話題にもなる
まだ俺の心は乾いているというのに
相手が死ぬだけでは……物足りないのだ

殺す前に目玉をくりぬいてみた、これだ!
我が意を得たりと感じる

[ 2007/01/10 23:39 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

飢餓 

絶叫、目の前で壊れる肉体
俺が射精した後に残る肉塊
少しずつ乾きが癒える
乾きが潤されるとやってくるもの
……飢え

さて、俺は何を望むのか?

[ 2007/01/10 23:36 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

執行人 

相手が死んでしまう
それが不満なのだと気が付いた
死んだらおしまい
だったら生かせばいい
俺は人を雇う
目的を完遂するための執行人を

一人では……際限無く壊してしまいそうだから

[ 2007/01/10 23:30 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

丁寧 

執行人はすぐに見つかった
金に困っているヤツはどこにでもいる
一人の男を閉じ込めて
執行人がそいつを少しずつ壊す
死なないように……丁寧に……少しずつ
どこを壊すのかはメールで指示する
指示通りに破壊されていく男
その映像を見ながら俺はオナニーに耽る……

俺は狂っている

[ 2007/01/10 23:27 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

自慰 

俺のオナニーの方法
男が破壊される映像を見ながら
女に俺の物を咥えさせる
女も金で雇った
何度も……何度も……何度も繰り返し
映像を見ては、果てるまで女にしゃぶらせる
俺が飽きたころ次の部分の破壊を命じる

少しずつ……丁寧に……死なないように

[ 2007/01/10 23:21 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

蛇 

今や、映像に映る男は
片目がくりぬかれ
鼻、両耳はそぎ落とされ
歯は全て抜かれ
舌も抜かれ
両手、両足が無くなり
全身に夥しい傷
まるで蛇のような姿だ……

未だ残された性器が蛇の舌……

[ 2007/01/10 23:18 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

変身 

気が付いた俺の望み
完全な存在になること……
ウロボロスの蛇……
神話に出てくる、自分の尻尾を咥えた蛇
あれは完璧な姿……
無くなった手足の代わり
口でキーボードを打ち
執行人に命令する

俺の首を撥ねて、口に性器を咥えさせろ

……これで俺はウロボロスの蛇となる

[ 2007/01/10 23:15 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

エピローグ 

新聞より抜粋

○○日、▲市郊外にあるアパートから
男性の遺体が発見された。
男性の遺体は両手足が切り落とされており
首は自分の性器を咥えさせられた状態で発見。
警察では殺人事件と断定し犯人を特定中。
同時に男性の身元を確認している。

男は自分の望みを叶え、蛇となった……

[ 2007/01/10 23:09 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | コメント(-)

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[ 2007/01/10 23:00 ] 第三章  蛇 | トラックバック(-) | CM(0)
プロフィール

黒矢 一実

Author:黒矢 一実
主に短編小説を書いています。
現在のところ更新は不定期です。
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